「そのことはもういいです。帰り道にこの前を通ったらまだ明るかったから、昼間にお騒がせしたお詫びをと思っただけです。何度もアポなしで押し掛けてごめんなさい。あの頃から翔さんがレディース手掛けるの、ずっと待ち続けていたんです。……あれ以来、一度も作ってくれないから」
「!? ……」
あれ以来って何? 彼女に服作ったことあるの?
私は、無意識に後ろから翔のシャツの裾を掴んだらしく、翔が私を振り返った。でも翔は何も言ってくれない。
翔が、私以外の子にデザインしたなんて初めて聞いた。私以外の女子にはないって勝手に思い込んでいた。本当に? 本当に彼女にデザインしたの? ……まさか、二人付き合っていたの?
「申し訳ないけど、こいつ送ってかなきゃいけないんで」
声のトーンからとても苛立っているのがわかる。明らかに私に知られたくなかったとも。
それは、私に都合悪いこと隠しているから?
「!? ……」
あれ以来って何? 彼女に服作ったことあるの?
私は、無意識に後ろから翔のシャツの裾を掴んだらしく、翔が私を振り返った。でも翔は何も言ってくれない。
翔が、私以外の子にデザインしたなんて初めて聞いた。私以外の女子にはないって勝手に思い込んでいた。本当に? 本当に彼女にデザインしたの? ……まさか、二人付き合っていたの?
「申し訳ないけど、こいつ送ってかなきゃいけないんで」
声のトーンからとても苛立っているのがわかる。明らかに私に知られたくなかったとも。
それは、私に都合悪いこと隠しているから?


