お父さんが、眠ったのを確認してから、静かに家を出て玄関前のタクシーに乗り込み、予想より早く翔のタワーマンション前に到着した。でも翔の部屋は真っ暗。運転手さんに待ってもらって、玄関先から携帯に五度目の連絡を入れた。
…………あ!?
《はい》
出た! やっと声聞けた。
「もしもし……愛梨」
《……ああ、何?》
私は、やっと繋がったのが嬉しくて、心のトーンが一気に明るくなり、声も普通より高くなってしまった。
でも反対に翔の声は、低く素っ気ない口調でまた一気に心のトーンが暗くなる。
「まだ外? それとももう寝てた?」
《ねーよ、子供じゃねんだから。……お前は? 女の子はさっさと寝な……あ、やべ》
なんとなく仕事中な気がして聞いてみると、やっぱりそうだった。
…………あ!?
《はい》
出た! やっと声聞けた。
「もしもし……愛梨」
《……ああ、何?》
私は、やっと繋がったのが嬉しくて、心のトーンが一気に明るくなり、声も普通より高くなってしまった。
でも反対に翔の声は、低く素っ気ない口調でまた一気に心のトーンが暗くなる。
「まだ外? それとももう寝てた?」
《ねーよ、子供じゃねんだから。……お前は? 女の子はさっさと寝な……あ、やべ》
なんとなく仕事中な気がして聞いてみると、やっぱりそうだった。


