それに対して翔は頷き、私の水を手にして立ち去ろうとした。
「翔さん、最後に一つだけいいっすか?」
「……ああ」
「翔さんにとって愛梨さんて? シスコンじゃないっつうなら、なんすか?」
翔は、いつものようにジーンズに片手を入れたまま何も言わずに立ち止まった。
こちらに背を向けているから、表情はわからない。
「お前が、何でそんなこと知りたいのか知んねーけど、俺にとってエリは……何物にも変えらんねー宝物ってとこ。……じゃあな」
……ヤバ! 早く行かなきゃ。
でも無理……こっち来る!
「翔さん、最後に一つだけいいっすか?」
「……ああ」
「翔さんにとって愛梨さんて? シスコンじゃないっつうなら、なんすか?」
翔は、いつものようにジーンズに片手を入れたまま何も言わずに立ち止まった。
こちらに背を向けているから、表情はわからない。
「お前が、何でそんなこと知りたいのか知んねーけど、俺にとってエリは……何物にも変えらんねー宝物ってとこ。……じゃあな」
……ヤバ! 早く行かなきゃ。
でも無理……こっち来る!


