急に不安が込み上げ、すぐにこの場から去りたい衝動にかられた。そんな想いでタオルを手に取ると、また彼は語り始める。
「愛梨さんてさ、たまにそんな顔しますよね。なんか不安っつうか、心細そうなフッと消えちゃいそうな……。愛梨さんて超セレブ一家に生まれたってだけで超ハッピーな上、美人でスタイル良くてミステリアスな雰囲気漂うイイ女だから、当然モテていくらでも超一流の男ゲット! 女の幸せ独り占めできんのに、なんか不安定つうか、満たされてないみたいに見えるんだよね。そのギャップが、また男心をくすぐり俺の手で幸せにしてやりたいって思われるんですよ。でも最近は、いいことあったん? って思うくらい、安定感あるような気する。でも今日はまただ。翔さんの話してたら……。もしかして翔さんが、愛梨さんにそんな顔させてんすか? ……って初めて思いました」
……何?
この子にそんなふうに言われるなんて思いもよらなくて、とっさにかわせず黙り込んでしまう。
「愛梨さんてさ、たまにそんな顔しますよね。なんか不安っつうか、心細そうなフッと消えちゃいそうな……。愛梨さんて超セレブ一家に生まれたってだけで超ハッピーな上、美人でスタイル良くてミステリアスな雰囲気漂うイイ女だから、当然モテていくらでも超一流の男ゲット! 女の幸せ独り占めできんのに、なんか不安定つうか、満たされてないみたいに見えるんだよね。そのギャップが、また男心をくすぐり俺の手で幸せにしてやりたいって思われるんですよ。でも最近は、いいことあったん? って思うくらい、安定感あるような気する。でも今日はまただ。翔さんの話してたら……。もしかして翔さんが、愛梨さんにそんな顔させてんすか? ……って初めて思いました」
……何?
この子にそんなふうに言われるなんて思いもよらなくて、とっさにかわせず黙り込んでしまう。


