サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 でも良かった……。誰か来てくれて本当に助かった。きっとスタッフの人よね? ……聞かれてたらどうしよう?

 私は、気になり差し足忍び足でドアに近付き、そうっと耳をあててみた。でもアトリエからは何も聞こえない。ゆっくりとドアを開けてみると、廊下から声が聞こえてきた。

 ……若い女性の声。

 聞き覚えのある少し甲高い媚を売るような声。

 この人、絶対に翔に気がある。だって男を落とす為に出す類の声だから……。

 今まで何百回も見てきたからわかる。きっと背の高い翔を、上目遣いで見上げているに違いない。そして私が妹とわかると、隙をみて敵視していた視線はコロリと変換。私を味方に付ける為に褒めまくりという嫌な記憶が久々に甦ってきた。