喉から手が何十本も出るほど欲しかった、翔の心が手に入るというのに、あまりに突然すぎて怖くなる。
チラッと素早く視線を上げると、いつもなら仏頂面でガン見のはずが……。
「エリ……好き……いや違う」
え!? 違う?
「……愛してる」
「……」
「好きなんかじゃ足んねぇ。何回言っても足んねーよ」
そう言って照れながら口の端上げる翔に、また見惚れてしまう。堪らなく嬉しくて愛しくて自然と微笑み浮かぶのに、なぜだか翔だけを映す瞳から、一筋の涙がスーっと鼻の横を滑り落ちて行く。
チラッと素早く視線を上げると、いつもなら仏頂面でガン見のはずが……。
「エリ……好き……いや違う」
え!? 違う?
「……愛してる」
「……」
「好きなんかじゃ足んねぇ。何回言っても足んねーよ」
そう言って照れながら口の端上げる翔に、また見惚れてしまう。堪らなく嬉しくて愛しくて自然と微笑み浮かぶのに、なぜだか翔だけを映す瞳から、一筋の涙がスーっと鼻の横を滑り落ちて行く。


