サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

「別にいいでしょ。そっちこそ本気? しないなんて初耳」

「……さぁ、どうかな? ……気になる?」

 また余裕な顔でからかう翔から冷たく視線を外し、おぼろ月を見上げると、何だか月が泣いてるように見えた。

 そう……まるで私の寂しげな心を映し出すかのように。

「……しないんじゃなくて、できねぇ気がする」

「……」

 どういう意味? ……でも聞けない。

 同じように、おぼろ月を見上げる翔の瞳も、まるで泣いてるかのように見えた。

 ほんのり月に照らされた美しい瞳には、胸に秘めた孤独が浮かび上がっていて、やりきれない痛みを抱えているとはっきりと感じ取れた。そんな姿に、胸が締め付けられて堪らない……。翔も私と同じように孤独を抱えていると、ずっと知らずにいたから。