サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 翔は、手を引かれバルコニーに出た私を黙って見つめながら、繋いだ手の指を絡みしっかりと握り締めてくれた。

 私は、絡め合う指の温もりに、懐かしさと愛しさを感じて思わず涙ぐむ。こんなふうにしてくれるのは十年以上ぶりだから。

「何泣いてんだよ?」

「……泣いてないし」

 私は、ついいつもの癖で素直になれず、俯いて睫毛をパタパタさせ涙を散らしまくる。