サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 父は、いつもの穏やかな笑みを浮かべ私を見つめ返すが、それはすぐに消え失せた。すぐにスッと瞳に緊張の色をのせ、私をじっと見つめてきた。

 私は、その表情から新たに大切な話をしようとしているのを感じ取り、顔が強張る。

「愛梨、落ち着いて聞いてほしい。本当は、今告げる話ではないのかもしれない。もしかしたら一生すべきでないのかもしれない。正直お父さんにはわからない。でもお母さんは、もうずっと長い間、二人に真実を打ち明けたかったに違いない。二人に打ち明けることこそ、最善の選択と信じていたと思う。でもお父さんは、その思いにずっと気付かないフリしてきた。なぜなら怖かったから。何かが壊れてしまうんじゃないか、誰かが傷付くんじゃないか、この穏やかな日々を失ってしまうんじゃないかと。お母さんは、そんなお父さんの気持ちを尊重して、ずっと待ち続けていてくれたんだ」