でも出てくるのは涙ばかり……。
どうしても首を振ることができないでいる。
「いいんだよ、素直に正直になって。どんな時もお父さん達は愛梨の味方だよ。……翔が好きかい? 兄としてでなく一人の男として 。それが愛梨の真実ならば……それでいい」
私は、信じられないほど驚き耳を疑った。
お父さんは、優しく温厚な人だけど、倫理、道徳をとても重んじる人で、常識や礼儀にも人一倍厳しい。
それ以前に私の過ちは、翔が私に話し掛けるなとか、連日朝帰りの問題レベルとは明らかに雲泥の差。我が家において過去最大の大問題!
もし知られたら、間違いなく人生最大の危機に直面するに違いない。きっと天国のお母さんも悲しませる。家族全員を傷付ける上に、嫌悪感抱かれたりしたら、もう絶対に一緒になんて住めやしない。それが、ずっと何よりも怖かった。
でも翔が、反抗期で母が手をやいていた時期でも、父が感情的に叱り付けることなどなく、冷静な態度で助言したりさとす。そんな温かく見守るスタンスでいたからこそ、翔が手の付けられないほどの問題を起こすことはなく、徐々に収まりをみせたのだ。
どうしても首を振ることができないでいる。
「いいんだよ、素直に正直になって。どんな時もお父さん達は愛梨の味方だよ。……翔が好きかい? 兄としてでなく一人の男として 。それが愛梨の真実ならば……それでいい」
私は、信じられないほど驚き耳を疑った。
お父さんは、優しく温厚な人だけど、倫理、道徳をとても重んじる人で、常識や礼儀にも人一倍厳しい。
それ以前に私の過ちは、翔が私に話し掛けるなとか、連日朝帰りの問題レベルとは明らかに雲泥の差。我が家において過去最大の大問題!
もし知られたら、間違いなく人生最大の危機に直面するに違いない。きっと天国のお母さんも悲しませる。家族全員を傷付ける上に、嫌悪感抱かれたりしたら、もう絶対に一緒になんて住めやしない。それが、ずっと何よりも怖かった。
でも翔が、反抗期で母が手をやいていた時期でも、父が感情的に叱り付けることなどなく、冷静な態度で助言したりさとす。そんな温かく見守るスタンスでいたからこそ、翔が手の付けられないほどの問題を起こすことはなく、徐々に収まりをみせたのだ。


