サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

『お兄ちゃん大好き!』

 無邪気にそう言えた宝物のような想いが、一瞬で蘇り泣きたくなる。私は、焦って俯きその腕を引き離した。

「帰国してからやけに私に構うけど、どういう心境の変化? 帰国前の数年間、ほとんど口聞いてくれなかったくせに」

 そう言う私も挨拶くらいしかしなかったが、先に無視してきたのは翔である。

 あの頃は、本当に寂しかったな……。何怒らせたんだろう? って、オロオロしてばかりいたっけ。聞いても『別に。怒ってねーし』の一点張り。まぁ、大人の今は、反抗期だったということにしてあげてるけど。