サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

「凄いね、翔は。私なんてこの一カ月、ただ泣くことしかできずにいたのに。……でもそうかもね。翔の言うとおり、今なら遺言とも言えなくもないかも。でもその前にハイペースで飲んで妙に変なこと言ってたし、悪酔いしてだけじゃない?」

 私は、とっさに嘘を付いた。本当は、翔の言葉に共感していた。お母さんから私達への最後のメッセージ…… 。本当は、私もお母さんからの遺言と思っている。

 お母さん……やっぱり私の気持ちに気付いていたと思う。だから少しでも、やり場のない私の想いを楽にする為に、あんなバカなこと言ってくれた。じゃなきゃ言えやしない。ただ本当に酔った勢いだけなら笑っちゃうけど。

 だから私は嘘を付いた。翔にだけは、そのことを決して悟られたくない。なぜならもう家族でいられなくなる。