もう……。せっかく人が、幸せに浸って感謝してるのに。どうしてこんなに可愛くなくなっちゃったの? あのまま素直に成長していたら、翔輝君そっくりだったろうに。ま、言葉使いは、少し翔のが悪いだろうけど、鼻で笑うなんてなかったはず。
でも今更、翔に白王子になられてもね。しっくりこないし何悪巧みしてるの? って疑うに違いない。だから今の翔でいい。
私は、もう一度だけ素直にお礼が言いたくて、カップを両手で包みながら翔を見上げると、翔も同じく私を見ていた。
朝と同様、優しさ溢れる艶やかな瞳で私を見下ろしていて、急に胸からときめき音が流れ出し、目をそらさずにはいられない。
でもそんな私に気付かれたくない。平静を装い落ち着こうと、また一口飲んで息を吐いた。そして心の中で気合いを入れ、何でもないフリして翔を見上げた。
……翔? ……どうしたの? ……時々こんな顔するね。
今みたいに微笑んでくれた後、ふと切なさ募る眼差しで私を見つめ返す。
その瞳の色に私の瞳も心も悲しみに染まり行くよう。この心も震え出し、心と瞳がダイレクトに繋がり始める。
でも今更、翔に白王子になられてもね。しっくりこないし何悪巧みしてるの? って疑うに違いない。だから今の翔でいい。
私は、もう一度だけ素直にお礼が言いたくて、カップを両手で包みながら翔を見上げると、翔も同じく私を見ていた。
朝と同様、優しさ溢れる艶やかな瞳で私を見下ろしていて、急に胸からときめき音が流れ出し、目をそらさずにはいられない。
でもそんな私に気付かれたくない。平静を装い落ち着こうと、また一口飲んで息を吐いた。そして心の中で気合いを入れ、何でもないフリして翔を見上げた。
……翔? ……どうしたの? ……時々こんな顔するね。
今みたいに微笑んでくれた後、ふと切なさ募る眼差しで私を見つめ返す。
その瞳の色に私の瞳も心も悲しみに染まり行くよう。この心も震え出し、心と瞳がダイレクトに繋がり始める。


