私が、睨むように見上げていると、翔はふてくされた顔で溜め息を付いた。
「……自分の部屋行ってろ。すぐ行くから」
諦めたような顔して早口でそう言うと、私を階段の方に押し出し、自分は、再びキッチンへと歩いて行った。
その後ろ姿をぼんやり目で追っていると、ふいに翔は振り返り、二度顎で行くように急かした。
……翔の気が、変わらぬ間に行かなきゃ。
私は、爪先立ちで音を立てぬよう、細心の注意を払いながら階段を上がり、天辺に着いてからは、ゆっくり自分の部屋に歩いて行った。
「……自分の部屋行ってろ。すぐ行くから」
諦めたような顔して早口でそう言うと、私を階段の方に押し出し、自分は、再びキッチンへと歩いて行った。
その後ろ姿をぼんやり目で追っていると、ふいに翔は振り返り、二度顎で行くように急かした。
……翔の気が、変わらぬ間に行かなきゃ。
私は、爪先立ちで音を立てぬよう、細心の注意を払いながら階段を上がり、天辺に着いてからは、ゆっくり自分の部屋に歩いて行った。


