私は、頭が混乱して呆然と立ち尽くした。
そんな私に翔は、唇に人差し指を当てた後、親指を立てながら"リビングに入れ"と指示してきた。
私は、またソロリソロリ……翔の元へと歩き黙ったまま素直に中に入った。
すると翔は、客室を凝視した後、その場でスリッパを脱ぎ静かに歩み始めた。
私は、焦りながら翔の名前を囁くように呼んだ。
ちょっと……今行くのは、ヤバいってば。
でも追い掛ける気力など残っていない。素知らぬ顔した背中を見つめるだけで、いっぱいいっぱい。
翔は、客室に着くなりしゃがみ込むと、またすぐこちらに歩き始めた。
……どうか翔には、聞こえていませんように。
私は、そう願いながらリビングから顔だけ覗かせていた。
少しずつ近付く翔の少し俯き加減の表情から、驚きや動揺は読み取れない。
私は、少しホッとしつつも、とても複雑な心境で、翔が戻るのをドアから覗いて待っていた。
そんな私に翔は、唇に人差し指を当てた後、親指を立てながら"リビングに入れ"と指示してきた。
私は、またソロリソロリ……翔の元へと歩き黙ったまま素直に中に入った。
すると翔は、客室を凝視した後、その場でスリッパを脱ぎ静かに歩み始めた。
私は、焦りながら翔の名前を囁くように呼んだ。
ちょっと……今行くのは、ヤバいってば。
でも追い掛ける気力など残っていない。素知らぬ顔した背中を見つめるだけで、いっぱいいっぱい。
翔は、客室に着くなりしゃがみ込むと、またすぐこちらに歩き始めた。
……どうか翔には、聞こえていませんように。
私は、そう願いながらリビングから顔だけ覗かせていた。
少しずつ近付く翔の少し俯き加減の表情から、驚きや動揺は読み取れない。
私は、少しホッとしつつも、とても複雑な心境で、翔が戻るのをドアから覗いて待っていた。


