サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 私は、頭が混乱して呆然と立ち尽くした。

 そんな私に翔は、唇に人差し指を当てた後、親指を立てながら"リビングに入れ"と指示してきた。

 私は、またソロリソロリ……翔の元へと歩き黙ったまま素直に中に入った。

 すると翔は、客室を凝視した後、その場でスリッパを脱ぎ静かに歩み始めた。

 私は、焦りながら翔の名前を囁くように呼んだ。

 ちょっと……今行くのは、ヤバいってば。

でも追い掛ける気力など残っていない。素知らぬ顔した背中を見つめるだけで、いっぱいいっぱい。

 翔は、客室に着くなりしゃがみ込むと、またすぐこちらに歩き始めた。

 ……どうか翔には、聞こえていませんように。

 私は、そう願いながらリビングから顔だけ覗かせていた。

 少しずつ近付く翔の少し俯き加減の表情から、驚きや動揺は読み取れない。

 私は、少しホッとしつつも、とても複雑な心境で、翔が戻るのをドアから覗いて待っていた。