サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

「何、泣きそうな顔してんだよ? そんな強くしてねーだろが。大袈裟な奴」

「……痛い」

 また"仕方ねーな"って顔して、今度はゆっくりと優しく擦ってくれた。

「もう痛くねーだろ。……ほら、いい加減食ってこい。じゃねーとイイ女になんねーぞ」

 ……いい。

 イイ女なんかになったって、翔が手に入るわけじゃない。いくらバストアップしたって、この体は翔に愛してはもらえない。

「…… マジなんて顔してんだよ? ……何で泣きそうになってんだ?」

 そう言いながら擦る手を止めて、男らしい大きな手のひらで包んでくれる。

 だって痛いから……。

 翔のそばにいると時々こんなにも胸が痛くて切なくなる。

「エリ……どうした?」

 その瞳と声には、心からの労りが感じられ、胸の痛みはますます強まっていく。

「……痛いの」

 労りなんていらない。

「……胸が痛いの」

 欲しいのは翔の愛だけ……。