サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 一階にある白タイルの床と、白い漆喰で作られた広々としたダイニングキッチンには、全長五メートル五十センチの特注品の白いアイランドキッチンが設置され、とても機能的に作られたキッチンである。

 母の趣味は料理で、休みになると豪華な料理やお菓子を作ってくれた。

 週末は、料理上手な母に教えてもらいながら、リビングソファーで新聞を読む翔を目にして微笑んだり、父と二人でパターゴルフをする光景を見るのが、私の至福の時間だった。

 でももう二度とあの時間は、戻ってはこない。

 一人では、あまりに広すぎるキッチンで、幸せな家族団らんを思い出していると、涙がジワリ浮かんできてしまう。

 ……いけない、翼が待ってる。

 私は、瞬きしまくり涙を散らしながら、アイスティーと抹茶オレと翼のお土産らしきドーナツを持って、二階の一番東の部屋へと戻って行った。