抱き締めてくれてた人は、
私が泣き止んだのが分かり、
体を離した。
もっと、抱き締めていて欲しかったなぁ。
って、わわわわわ私、な、何考えてんの!?
そういえば、誰なんだろ?
お礼しないと!
そう思い、後ろを振り返った。
が。後ろには、誰もいなかった。