何で?
私に飽きた?
向こうから告ったくせに、なんでよ。
奎登に色々聞きたかったけど、
今はそんな場合じゃない。
疑問より悲しみの気もちが上回った私は、
教室から逃げるように
屋上目指して走ってった。
ガチャ。
あ、はは。なにしてんだろ。