手当てが終わった朝陽も、麻尋を見つめる。
「ほんとに、めんどくさかっただけ。クラスのみんなが勝手に決められたしね。
それで嫌だって言って、あの人たちにもクラスにも嫌な目で見られたり......めんどくさい。
あたしががまんすればいいのなら、そうするし。」
当然のように、言いはなった。
でも、鈴菜はちがう。
麻尋の言葉を聞いて、心配.....むしろ怒ったような目。
「麻尋ちゃん、我慢と自分を苦しませる我慢はちがうよ...。そんなことがまんしちゃダメだよ!」
“だって、傷つくかもしれないんだよ... ″ と。
鈴菜の視線は、自然と手当てされた膝の方にむく。

