麻尋は、急いでグラウンドに向かう。 すると、もうすでにクラス列でならび始められていて。 青ブロックの2組の列に向かうと、背の順で並んだ。 このあと、しばらく体育科の先生たちから連絡事項があり、入場行進の並びに各ブロック入場門にうつった。 「背の大きい人から前で男女2列ねー、はやくならんでー。」 てきぱきと指示をする女子学級委員の河本奈生(コウモト ナオ)。 いっけん優等生のように見えるこの人もまた、麻尋たちを避けている人のひとりである。