きみと歩んだ軌跡


麻尋は驚きながらふたりの話を聞いていた。


麻尋もこんなことを言われるのは初めて。


「そ、そうなの?それって良い意味?悪い意味?」


不思議そうにたずねる麻尋に、鈴菜は笑った。


「あははっ。良い意味に決まってるよ!大人だねってこと!」


「お、大人... ?」


次々と言われる麻尋は、突拍子をくらっていた。


あぜんとする麻尋をよそに、ふたりでおしゃべりを始める。


キンコーンカーンコーン


保健室に練習開始とするチャイムが鳴り響いた。