「え?じゃあわかんないわよ。だって、いくら自分のクラスだからって、生徒を家におくなんて...そうとうな覚悟のはずじゃない?」 「そーだぜ。もしかしたら、なにか理由があっておいたんじゃねーか?」 理由... 理由か。 どうせ、お金とか?それとも施設のこと? そんなのわかんないけど、あたしのことなんか関係ないでしょ。 大人なんて...どうせ。 ガチャッ 突然、ドアが開くおとがした。