「さて、麻尋ちゃん。何組?担任の先生は?」 牧野先生は、保健室のドアの横にある校内専用の電話の受話器をとる。 「3年2組で... 担任の先生はまだわかんないです。」 「あ... 、そのまま来たもんね。」 牧野先生が電話をしてる間に、麻尋は鈴菜の隣に座る。