咲良の後ろ姿がぴくっと動いて、こちらを向いた。 目を見開くと、駆け寄ってきた。 「おねーちゃん!おねーちゃん...よかった。」 すがりついて、手を握った。 「ごめん...あたしにもわからなかったんだ。 あのあと、気がついたら保健室にいて...今は担任の先生の家にいる。」 「えっ?担任...もしかして、引き取り人って先生なの..?」 咲良はおそるおそる手を離した。