...これ。あたしの...。
開いた口がふさがらなかった。
とうとう...こんなことに。
ニュースは近所の映像にかわった。
ーーー 結構前から、子どもの声が聞こえてきましたね。叫ぶ声とか...泣き声とかも。...はい。
...... だったら助けろよ。
ふつうそんなんがずっと続いたら、おかしいと思わないのか。
ふっと乾いた笑いがでてきた。
......だから大人なんて、信用なんか...。
そばにあった毛布をかぶる。
でも、あたしは今、先生の家にいる。
なんだろう。この人... この先生だけは、他の大人となにかちがう... 気がする。
でも、いつまでもここにはいられない。
けど。
あたし...
いったいどこに帰ればいいの?

