「じゃあ、なにかあったら遠慮なく電話かけなよ?
他の先生たちも事情は知ってるから大丈夫。」
「はい......。」
ココアを片手に、返事をする麻尋。
麻尋が倒れてから、翌日。
あれからしばらくして目を覚ましたが、夜はすぐに寝てしまっていた。
当然、今日は平日なので学校がある。
瀬上や牧野は、学校に出勤しなければ行けないのだが...。
「ほんとうに大丈夫?麻尋ちゃん... 。
私もときどき電話するわね。」
ふたりの心配そうな目。
もちろん、麻尋は昨日いろいろあり、倒れもしたので今日は休み。
「大丈夫ですよ...。」