きみと歩んだ軌跡



そのまま、ひょいっと立つと、明かりを消して保健室を出た。


夜の学校の廊下はとても暗くて、幽霊なんかでそう。

ヒタヒタという足音が、よけいに怖さをあおる。


「...あの、先生。これからどこに...。」


「どこがいい?さすがに家に帰るのは無理そうだね。誰もいないし、危ないし。」


......そんなこと、大丈夫なのに。

...今まで、どれだけひとりでいたことか。


「...じゃあ、あたしも警察に引き取ってもらいます。だから、みんながいるところに...」

「それはダメ。」