"しつけ" ...? なにがしつけだ。 暴言吐いて暴力ふるって...。 傷つけて、ケガさせて...。 そう思い始めたら、もう止まらなかった。 今までのことが、すべて一言で片付けられて。 それがたまらなかった。 「なにがしつけなんだよ... !!」 そして、気づいた頃にはもう自分がなくなっていて。 思うがままに、叫んでいた。 夜だということも、頭にはなく。 ただ、自分が思ったまま。 今までの耐えてきた"我慢" を、思いきり突っ放した。