不気味なくらいにシーンとしている教室。 薄暗くて、すこしの物音だけでも響く。 麻尋は自分の机からバッグを取ると、急いで駆け出した。 下駄箱までいって、靴と履き替え、急いで学校を出る。 「おーい!河原!」 さっさも聞いた声。 でも、麻尋は無視して走り続けた。