ふたりはあわてて顔を見合わせると、瀬上が息をのむ。 「うん。ケガをしたことと、倒れたことは連絡したよ。施設長さんがでた。...あと。そのあざはどうしたんだ?」 その言葉で、麻尋の顔は凍りついた。 そうなるや否や、瀬上に近づいてきて。 「それ、いったの?」 瀬上を睨みつけるかのように言った。 「......言っておいたが。」 牧野も目を丸くする。