きみと歩んだ軌跡


もうすぐ、7時をまわろうとしている学校。


薄暗くて、なんだか不気味な廊下で、声が響いた。


「...麻尋ちゃん。」

「...河原。」


そこにたたずむのは、けわしい顔をした麻尋の姿だった。


牧野はあわてて麻尋には近づくと、肩をささえた。


「麻尋ちゃん!起きたのね、よかった。大丈夫?」


しかし、そう問う牧野を無視して瀬上を見つめる。


「...連絡、したんですか?」


いつもの麻尋とは違い、冷たい声。気力のない声。