そんなことを知らない瀬上は、首をかしげている。 「あ、ごめん。...これも、中原たちにやられたのか?」 静かに、首を振った。 ちがう、けど。 どんどんドクドクがはやくなっていく。胸を締め付けるような。 息が...、つらい。 「......河原?」