どこかへ行った後、彩が



「ごめんね
悪い子じゃないの
親がね…ちょっと

親と子は血も繋がってるし、なんだかんだで真守も人をそのえち殺すんじゃないかって皆、遠ざかっていくの
それが辛くてきっとあんなひねくれた性格になったんだと思う


許してやってね」



そう言うと花火は笑顔で



「うん
大丈夫!
言ったでしょ?
仲良く出来る気がするって」



それを聞いて彩はお礼を言った



…………この後起こる悲劇と、知ることになる悲しい話を
まだ、誰も知らない……………