朝がきた
眠りは浅く、花火はいつも早くに起きる…
朝が弱いタカと優子は寝ていて、仕事が早い茂は起きて朝食を作る…
最近では花火が朝食を手伝うから茂は花火とすごく仲良くなりつつあった
「...話すと...
血だなって...思う...」
よく分からない主語がない言葉も花火は理解してきて会話も成り立つ
「そお?
私、お母さん似かぁ〜」
そうシミジミと言うと頷きながら少し笑みを浮かべて
「...ん、
真坪の血が強い...」
そう言われると照れたように花火は笑った...
「...出来る...
起こしてきて...」
そう言われて花火は上機嫌で2人を起こしに行った

