「花火が住んでいたのは少し田舎の方だった…
そこに野村勤がいたのは仕事をしに行ったと聞いている
それで、取引先と飲んで予約していたホテルに帰る途中
酔っているにも関わらず車を運転して橋川家にぶつかったそうだ…
酔っていた野村勤はタバコを吸い始めた
けれどだんだん眠くなってきて、
火のついたままのタバコを捨ててフラフラと歩き出したそうだ…
車からガソリンが少しずつ出ていて、そこにタバコが落ちてきて
近くにあった橋川家は燃えたそうだ…
その時、父親1人が母親と息子を抱き上げて家から出てきたと聞いている…
全身火傷で両親はショック死
息子は未だに意識不明…
警察は初め、花火を疑った
だが、すぐに車が見つかり犯人が野村勤だと分かり逮捕。
野村勤は器物損壊、人殺し、放火で無期懲役だ
あいつは未だに許しを乞いている
息子と妻がいるんだ…と…」
言い終わりまた無口に戻った茂を見て花火は笑いながら
「そっか…
わざとじゃないんだね、
けど…2人がもう居ない事は事実…
私は野村勤を絶対に許さない…
でも、息子と妻には手を出さないよ
それが正しいとは今はもう思わないから…
緑の居場所を私は作ることに決めたの…」
そう微笑むと茂は苦笑いした

