電車を花火が降りると彩が
「なに維持張ってんのよ!
花火は真守の事どうとも思ってないんだからちゃんと話くらいしてあげなさいよ」
そう言い真守の背中を叩くと真守は振り返って
「ってーな!
なんだっていいだろ!
俺は別に仲良くしたくないわけじゃねーんだよ
………たださ…
俺と仲良くしてたら皆に嫌な目で見られちゃうよ?
彩ちゃんも……」
真守は喋るにつれてベソをかきながら彩を見た
すると彩は深いため息をついて
「まだ気にしてんの?
いいんだよ
ウチは好きで真守の幼なじみやってんだから
ったく、2年前も同じ事言ったろ?
周りの事は気にすんな」
そう言われて真守は軽く頷いた

