「そういえば千秋最近部活ない日多くない?」
「あれ?言わなかったっけ。今、体育館耐震工事してるんだ」
「そうなんだ!バスケは体育館だもんね」
「うん。まぁ時々筋トレとか走りこみはあるんだけどね」
なるほど。部活って大変そう。
中学のときは部活入ってたけど高校は入らなかった。
「あ!ニッセン〜」
「楠田くん」
千秋が先生の姿を見つけた。
そういえば部活の顧問だったっけ…。
「明日の筋トレ出来る教室まだ確保できてないんだ。
ニッセン何かいい場所ない?」
「んー…空き教室使えるか聞いてみるよ。
ダメでもどこかしら見つけるから安心して」
「さっすがニッセン!あざっす!」
「いいよいいよ。普段顧問らしいこと出来てないしこれくらいやらせて」
なんて爽やかに答える先生…。
「じゃ、気をつけて帰るんだよ」
「はーい」
先生はポーカーフェースを保ったまま行ってしまった。

