「でも仲直りした方がいいんじゃないの?」
「仲直りって…」
仲直りすらできない。
でもどうしよう。
仲直りするって言っても帰る所ないし。
ここは女子高生らしく。
「とにかく、帰りたくないんです」
「そっか」
よしっ、来た!
しかしここからどうする?
私は唾を飲み込んで彼の顔を見た。
「あの、それまでの間、泊めてもらえませんか」
そう言うと彼は困ったような顔をした。
「よく考えて。ひとつ屋根の下で男と女子高生が暮らすんだよ?」
「リュズさんはそんな事するような人じゃないと思っています」
「そんな事って?」
意地悪!!
でもせめて住むところがあれば。
私はとにかく諦めなかった。


