未来都市学




高い建物がいっぱいある。
見たことない乗り物まである。

(とにかくあの街に向かっていこう)

森の中をひたすら走り、木の枝にひっかかったりもしたけどとにかく出る事しか考えていなかった。
前までここは森じゃなくて、ちゃんと綺麗に整地されてあった場所だったのに。

森を抜け出し、遠くから研究所を見ると、やっぱり廃墟と化していた。
暗い雰囲気。よく見ると立ち入り禁止という看板が立ててある。
いつ研究所が無くなったのか。
あそこにいた人たちはどうなったのか。

そう思ってるうちになんかどうでもよくなってきた。
一人で知らない時代で過ごさせるなんて。
戻ることさえできない。

あんな裏切り研究所なんて知るもんか。

今はこの街を見ていくことしかない。