未来都市学




ハラちゃんが口を尖らせた。
このニュースは見られてはいけない。
このことはユラナさんしか知らないんだから。
でもユラナさんはちゃんと約束を守ってくれている。
きっとバレることなんて無い。

でもいつかはきっと…、その日が来るのかもしれない。
そう思うと怖い。


「紗綾?どうかしたの?」
「ううん。自分の部屋に戻るね」

顔を見られないように俯きながら自分の部屋に戻った。