未来都市学




やっと下に辿り着き、ゆっくりと降りた。

だがフラフラする。
ずっと座ってたのと緊張で。
手すりのない壁を伝って階段を降りる。

「フラフラだよ。ほら」

リュズさんが私に手を差し伸べた。
掴まれって事なのかな。
私はゆっくりと前に出し、その手の上に重ねた。
ゆっくりと握りしめた。

階段を少しずつ降りる。