そう言うとリュズさんは何も言わなかった。 どうしたのかと思い、顔を上げるとリュズさんは驚いたような顔をしていた。 なぜそんな驚いたような顔をするのか。 「リュズさん?」 「あ、いや。…そうか」 なんだろう。何か焦りでもあるのだろうか。 返事が曖昧だった。 「リュズさん。大丈夫ですか?」 「大丈夫だ。お風呂入ってくるよ」 立ち上がって足早で行ってしまった。 どうしたのか。私には分からなかった。