「そんな事で走ってきたのか」 「そんな事って。私にとっては大事なことよ」 「…別にいいよ。それよりもう遅いだろ。送ってく」 「え、でも帰ってる途中じゃ」 「こんな夜遅くに。しかも怪しい人たちもいるかもしれないし。最近アンドロイドやロボットがそこら中ウロウロしている。そんなヤツらに捕まったら危ないだろ」 ロボット。 前に私を海に放り投げたあのロボットを思い出した。 あんな奴らにまた捕まるなんてごめんだ。 ここは彼の言う通りに従おう。