未来都市学





「どうも、です。さっきは」
「勘違いするな。助けたわけじゃない。近所迷惑になると思っただけだ」
「あの、ここ全然近所じゃないんですけど」


そう言うと彼は黙ってしまった。
素直じゃないんだな、彼は。

私はフフッと笑ってしまった。

「なに笑ってんだよ」
「いや?なんとなく。てかなんでここにいるの?違うクラスじゃん」
「帰る途中。明日も学校あるからな」
「明日は休みだけど」
「生徒会は休みだろうが仕事はあるんだ。だから早く帰らないといけない」


生徒会は昔から変わらず忙しいんだ。
てかこの人生徒会に入ってたの?