「おい、何してるんだ」 聞き覚えのある声。 した方を見るとあの時私を不審者扱いしてきた人だった。 「な、なんだよ。関係ないだろ!」 「とっとと離れろ。目障りだ」 掴んでいた私の手を離した。 そして諦めたかのようにトボトボと歩いて帰ってしまった。 私は強く掴まれた手を摩った。 跡が残るほど強くつかまれたようだ。