月「お父さん、お母さん起こしてきたよ
。もうすぐ、来ると思うよ。」

父・母「ありがとう」

ガチャ。

彩・兄「「おはよう。」」

父・母「「おはよう。」」

母「ご飯できたから、さっそく食べま
しょう。」

父・母・月・彩・兄
「「「「いただきます。」」」」

父「月乃に話しが、あるんだが。」

月「うん。なに?」

父「黒髪のウイッグと、黒のカラコンを
していきなさい。
それと、昭和スタイルでよろしくな
。」

月「うん。・・・えぇ〜。なんで!!
黒髪のウイッグと黒のカラコンをす
るのは、理解できるけど・・・。
なぜ、昭和スタイルなの?」
作者(昭和スタイルとは、黒髪の三つ編み
スカート膝下15センチだよ。)

父「・・・。」

母「はぁ〜。
もし、同中の子がいたらどうするの
?彩乃と双子だからと言って、二卵
性であまり似ていないでしょうけ
ど。」

月「・・・うん。そうだね。」

もう、あんな思いするの嫌だし。

面倒くさいもんね〜。

モグモグ、ゴックン。

月・彩「「ごちそうさま。」」

母「相変わらずね〜。」

ゴソゴソ。

父「はい、月乃。
これで、ある程度保つだろう。」

やっぱ、入っていたのは黒髪のウイッグと、黒のカラコン、瓶底メガネね。

彩「これ、ダサくない。」

兄「本当。でも、これで誰かわからない
よね。

月「彩乃、お兄ちゃんまで、何気に酷い
んだから!!」

彩・兄「「ゴメン、ゴメン。」」

月「せったい、思ってないでしょ。」

彩「バレタカ。」

兄「バレちゃたな。」

月「もう、酷いんだから。」

プン、もう知らない。

父「コラコラ、良い加減にしなさい。
間に合わなくなるぞ。」

月・彩・兄「「「は〜い。」」」

ガチャ、トコトコトコ。

本当に、こんな格好しなきゃいけなあんだよね。

はぁ〜。

月乃side 終わり





父side

上手く、ごまかせてよかった。

父「華子、さっきはありがとう。」

母「まったく、ヒヤヒヤしましたよ。」

父「すまんな。」

母「ところで、彩乃にも同じ格好させな
くて良かったの?」

父「あぁ。月乃より、頭は悪いがしっか
りしている。」

母「そうですね。
月乃かなり抜けているから心配。」

父「だな。」


父side 終わり




隼人side

お父さんたちも、上手い事言ってたな。

たぶん、意味ないと思うけど。

まっ、そん時は助ければ良いでしょう。

隼人side 終わり



この事が、本当になるのはもう少し先の話し。




彩乃side

月乃は、本当にあんな格好するのかな?

私だったら、絶対無理だね(ー ー;)

月乃のことだから、何かやらかしそうだしなぁ〜。

あっ、やば!

早く仕度しなきゃだね(⌒▽⌒)

彩乃side 終わり




月乃side

私本当にこの格好しなきゃいけないのかなぁ・・・。

もう、リビングに行きますか。

ガチャ。

月「本当にこれで良いの?」

父・母「「・・・・・。」」

父「あっ、誰だ。」

月「お父さんたち、酷いね。
自分たちが、こんな格好させておい
て。」

母「あらあら、でもこれで目的達成じゃ
ない。良かったわね、月乃。」

ガチャ。

兄「間に合わなくなるぞ。」

彩「月乃、行こう!
あれ、月乃がいない。」

月「ここに居るから。」

彩「声だけする?」

月「もう、みんなして酷いんだから。」

バンッ。⬅️メガネ取った

ウルウル。⬅️上目遣い

兄・彩「「////。」」

兄(まじで、可愛いいんだけど。)

彩(本当、可愛いいんだから。)

お兄ちゃん、彩乃顔赤いけどどうしたんだろ?

月「顔赤いけど熱あるの?」


彩「あっ。大丈夫だよ!」


兄「俺も、大丈夫だからね。」


母「もう、時間よ。
さっさと、いきなさい。
あと、圭人と来るからね〜‼︎
楽しみにしてるね〜。」


月・彩・兄
「「「はい。行ってきます。」」」


父・母「「行ってらっしゃい。」」


父「メガネ、ちゃんと付けろよ。」


月「うん。わかってる。」

ガチャ。


母「さて、準備しますか。」


父「あぁ、だな。」