天使か悪魔か


バランスが崩れて倒れそうになり
思わず目を瞑る。


痛みを覚悟したのに…


「痛く…ない?」


目を開けてみるとすぐ近くに彼の顔がある。


「ごめんなさい!
重たかったでしょう??

下敷きにならなくてもよかったのに」



「急に引っ張ってごめん。
俺のせいだから…

怪我…ない?」



彼のお陰で怪我どころかどこも痛くない。
むしろ彼が怪我してないかが心配なくらい。


なんで私のこと引き止めたのかしら?


それに私のこと助けてくれて…

ちょっとまって。
私たち倒れた時のままよね?

「!!!

すっ、すぐ退くから!」



急いで退こうとすると

「このままで…大丈夫」