天使か悪魔か

用事という用事でもないんだけど、


「貴方が…なんだか辛そうだったから。

だから連れ出しただけなの」


ポカンとする彼


「本当は女の人苦手でしょう?
苦手というより、嫌いの域でしょ。

今だって普通にしてるけど本当はそんな事ないはずよ」


知り合いに似てる人がいるから直感的に気づいた。

それに、本人は気づいてないだろうけど顔や態度にでてる。



「教室より善かれと思ったけど私が居たら休めないわよね。


失礼するから、どうぞゆっくり休んで。

サボりのことは私に任せて!」


彼のことは西くんに頼めば大丈夫よね。

ついでにまた理事長室で時間潰そうかしら?




「待って」

グイッと引っ張られる。



「きゃあっ!」



やばい。
倒れる!