「ごめんなさい!つい、夢中になってしまって。
貴方、ここがどこだかおわかりになりますか?」
「別にいいよ。
この辺は空き教室がたくさんあって普段の教室がある棟とはまた違う棟なんだ。
文化部の部室がチラホラあるかな?
だからあんまり来る用事は無いし、まだ入学して間もないから知らないのはしょうがない。
とりあえず空き教室に行こう。」
そう言って少し前を歩く彼。
少し先にあった教室に2人で入る。
空き教室とは思えないほど綺麗で整頓されている部屋。
「この学校はこんな感じの空き教室が多いらしいよ」
「この学校について詳しいのね」
「知り合いに教えて貰った。
それよりなんで僕を連れ出した?
なにか用事が…あるんだろ?」
